2 meanings
バグ
ばぐ「虫」を意味する英語が、プログラムの不具合を指すようになった。1947年に計算機から蛾が見つかった話が語源として語られがちだが、それ以前から「bug」は不具合の意味で使われていた。
意味の分岐
バグ
意味と由来
1虫
- 分野
- 一般
- 関係
- 原義
- 語源の言語
- 英語
- 根拠の確度
- 確認済み
小さな虫。
- 由来・語源
- 英語 bug(虫)。
- 初出・成立時期
- 未確認(調査中)
根拠:[1]
2プログラムの不具合
- 分野
- コンピューター
- 関係
- 比喩による転用
- 語源の言語
- 英語
- 根拠の確度
- 確認済み
コンピューターのプログラム上の不具合や誤り。修正作業はデバッグと呼ぶ。
- 由来・語源
- 虫の意の bug を、機械の小さな不具合に当てた用法。
- 初出・成立時期
- トーマス・エジソンが1878年の書簡で、小さな欠陥や困りごとを「Bugs」と呼んでいる。
- 普及の背景
- 1947年、ハーバード大学の計算機 Mark II から蛾が見つかり、記録簿に「first actual case of bug being found(本物のバグが見つかった最初の例)」と書いて貼り付けられた。この記録簿は国立アメリカ歴史博物館に所蔵されている。「本物の」という言い回し自体が、bug が既に不具合の意味で使われていたことを示しており、この出来事を語源とする説明は俗説である。
出典
各資料が何を裏付けるかを併記しています。誤りや、より確かな資料をご存じの方はお知らせください。
辞書バグ(コトバンク:デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典ほか)
小学館・平凡社ほか コトバンク 2026-10-17参照
裏付け:バグが英語 bug(虫の意)に由来し、プログラム上の不具合や誤りを指すこと(該当箇所:デジタル大辞泉「バグ(bug)」)
記事The Bug in the Computer Bug Story
Matthew Wills JSTOR Daily 2022-05-03公開 2026-10-17参照
裏付け:1947年の蛾の逸話が語源としては正確でないこと、エジソンが1878年の書簡で不具合を「Bugs」と呼んでいること、スミソニアンの解説が記録簿は「おそらくホッパーのものではない」としていること(該当箇所:本文)
注記:Shapiro (shapiro-bug) の論文を紹介する二次資料。
論文Etymology of the Computer Bug: History and Folklore
Fred R. Shapiro JSTOR 2026-10-17参照
裏付け:コンピューターの bug の語源と俗説を扱った論文の存在
注記:JSTOR Daily の記事からの参照で確認。本文は未参照のため、論文固有の主張は掲載していない。