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2 meanings

ウイルス

ういるす

ラテン語で「毒」を意味した語が、病原体の名となり、さらに自己複製するプログラムの名へと転用された。

意味の分岐

ウイルス
  1. 病原体のウイルス原義
  2. コンピューターウイルス専門用語の転用
実線:つながりのある意味/破線:由来が別の意味(偶然の一致)

意味と由来

1病原体のウイルス

分野
生物学・医学
関係
原義
語源の言語
ラテン語
根拠の確度
確認済み

光学顕微鏡では見ることができず、細菌濾過器も通過してしまう微小な病原体。

由来・語源
ラテン語 virus(毒の意)。
初出・成立時期
日本語の用例として、福永武彦『死神の馭者』(1956)に「ヴィールス」の形が見える(精選版 日本国語大辞典)。

根拠:[1]

2コンピューターウイルス

分野
情報セキュリティ
関係
専門用語の転用
語源の言語
英語
根拠の確度
確認済み

自身を他のプログラムに付着させ、そのプログラムもまたウイルスにしてしまうことで広がる不正なプログラム。

由来・語源
宿主に入り込んで自己を複製する病原体のウイルスになぞらえた用法。
初出・成立時期
未確認(調査中)
普及の背景
フレッド・コーエンの1984年の論文「Computer Viruses - Theory and Experiments」は、この意味の virus を主要な計算機セキュリティ上の問題として定義している。これが最初の用例かどうかは未確認。

根拠:[1][2]

出典

各資料が何を裏付けるかを併記しています。誤りや、より確かな資料をご存じの方はお知らせください。

  1. 辞書ウイルス(コトバンク:デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典ほか)

    小学館ほか コトバンク 2026-10-17参照

    裏付け:ウイルスがラテン語 virus(毒の意)に由来すること、病原体の意とコンピューターウイルスの略の意があること、日本語での用例(1956年)(該当箇所:デジタル大辞泉「ウイルス(ラテン virus)」、精選版 日本国語大辞典の初出の実例)

  2. 論文Computer Viruses - Theory and Experiments

    Fred Cohen all.net(著者サイトに掲載) 1984公開 2026-10-17参照

    裏付け:自身を他のプログラムに付着させて複製する「virus」という計算機セキュリティ上の問題を定義した論文であること(該当箇所:Introduction and Abstract)

    注記:命名の経緯(誰が名付けたか)はこの節では確認していない。