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比喩・メタファー

形や働きが似ていることから、既存の言葉が新しいものの名前に転用されたもの。マウス、ウインドウ、クラウドなど、コンピューター用語に特に多い。

Words

言葉(6語)

アイコン

あいこん
  1. イコン(聖像)
  2. 画面上のアイコン

「像」を意味するギリシア語に由来するイコン(聖像)と、画面上でファイルや機能を表す小さな絵記号。同じ語源の二つの読み方が、宗教美術とGUIに分かれて残っている。

ウインドウ

ういんどう
  1. 窓
  2. 画面上のウインドウ

建物の窓と、画面上で独立した表示領域。英語 window はもともと「風の目」を意味したとされ、そこからさらに画面の「窓」へと比喩が重ねられた。

クラウド

くらうど
  1. 雲
  2. クラウドコンピューティング

空の雲と、インターネット越しに計算資源を使うクラウドコンピューティング。ネットワーク図でインターネットを雲で描いた習慣が語源とされる。「誰が最初に言ったか」は今も確定していない。

バグ

ばぐ
  1. 虫
  2. プログラムの不具合

「虫」を意味する英語が、プログラムの不具合を指すようになった。1947年に計算機から蛾が見つかった話が語源として語られがちだが、それ以前から「bug」は不具合の意味で使われていた。

マウス

まうす
  1. 実験用のマウス
  2. 入力装置

実験動物のハツカネズミと、コンピューターの入力装置。ケーブルをしっぽに見立てた形の比喩が、そのまま装置の名前として定着した。

Stories

読み物

クラウド

クラウドは2006年に生まれたのか

「クラウドコンピューティング」の生みの親として語られるのは、2006年のGoogle CEOの発言だ。だが調べていくと、10年前のテキサスの会議室に、もうひとつの雲が浮かんでいた。

バグ / ウイルス / ハッカー

最初のバグは蛾ではなかった

1947年、計算機の中から見つかった一匹の蛾。「バグの語源」として繰り返し語られるこの話には、記録簿の文面そのものに反証が書かれている。

マウス / ウインドウ / アイコン / クラウド

ネズミ、窓、像、雲 画面の中の比喩たち

私たちは毎日、ネズミを動かして窓を開き、像をクリックして雲に保存している。コンピューターの言葉が身近な物の名前を借り続けた理由を、ひとつずつたどる。